Enza Maria Valente, MD, PhD

バイオ

Enza Maria氏はイタリアのローマにあるカトリック大学で医学博士号を取得し神経学の研修を修了し、英国のロンドン大学で博士号を取得しました。初期の研究は、ジストニアやその他の運動障害の遺伝的基盤に焦点を当てていました。イタリアのローマにあるメンデル研究所にて最初の研究グループを設立し、メッシーナ大学、その次にサレルノ大学で遺伝医学の准教授になりました。2017年にパヴィア大学の遺伝医学の常勤教授になり、IRCCSモンディーノ財団の遺伝医学ユニットと遺伝診断ラボの長になりました。同氏は2024年の1月からイタリア国内16の研究所を統括しパーキンソン病研究の解明を目指すNational Virtual Institute for Parkinson Diseaseをまとめています。いくつかの遺伝学および神経学のジャーナルの編集委員を務め、300を超える論文を発表しています。特にPINK1遺伝子に焦点を当てた、パーキンソン病の遺伝的基礎に関する研究を主導しています。現在は神経発達障害と先天性脳欠陥の遺伝的基礎を研究し、患者のカウンセリング、管理、および治療を改善できるよう遺伝子型・表現型相関関係の解明を目指しています。この研究は、ERCスターティンググラントを含め、国内および国外から資金提供されています。