Mie Rizig

ワーキンググループ

バイオ

私の研究の焦点は、サブサハラアフリカの黒人とイギリスのアフリカ系民族におけるパーキンソン病(PD)とその他の神経変性疾患の臨床、遺伝的多様性の研究です。また、アフリカのいくつかの国で、研究水準の向上や医療従事者の教育、患者や親族、地域社会におけるPDの認知度向上を目指して活動しています。現在のプロジェクトに着手する以前は、UCL神経学研究所のNick Wood教授に師事して3年間のポスドク臨床研究を行い、希少LRRK2遺伝子変異を有するPD患者の大規模なコホートを募集し、その特徴を明らかにしました。その時に、運動障害の遺伝学の飛躍的な進歩に反して、黒人アフリカ人、黒人カリブ人を含むアフリカ系子孫に関する研究は殆どされていないことに気がつきました。そこから現在の研究プロジェクトを始めました。スーダンのUniversity of Khartoumで医学を学び、幾つかのロンドンの病院で一般的な医療のトレーニングを受けました。University College London(UCL)で分子遺伝学の修士号と博士号を取得しました。UCL institute of neurologyから臨床神経学の学位も取得しています。