GP2がNeuro-Irv and Helga Cooper財団オープンサイエンス賞を受賞

11月 27, 2024

GP2は、神経科学への革新的な貢献が認められNeuro-Irv and Helga Cooper財団オープンサイエンス賞を受賞しました。この賞は神経科学におけるオープンサイエンスの力を解き放ち、健康と社会の利益のために研究、革新、コラボレーションを推進するプロジェクトやサービス、ツール、プラットフォーム等を表彰するものです。2019年に発足したGP2は、パーキンソン病遺伝学の理解を深めるために、世界60か所以上から200を超える研究コホートが参加する世界的な共同ネットワークを育成してきました。GP2は一万人以上の全ゲノム配列を含む、25万人を超えるボランティア参加者からの包括的な遺伝子データを生成して共有し、パーキンソン病の遺伝的要因に関する画期的な研究を可能にしました。このプログラムのオープンサイエンスアプローチにより、すでに1,000件近くのデータアクセス要求が処理され、科学コミュニティが病気の診断、治療、世界的な理解を前進させる力を与えています。GP2のAndrew Singleton氏とCornelis Blauwendraat氏(写真上)は、2024年11月7日にモントリオールで開催された Open Science in Action シンポジウムの Neuro-Irv and Helga Cooper財団賞授賞式で、GP2を代表して受賞しました。

この表彰は私たち(AndyとCornelis)だけのものではなく、GP2に時間、エネルギー、情熱を注いできたすべての人に対する表彰です。これはコラボレーションと共通のビジョンのおかげです。私たちはチームを代表しての受賞を光栄に思い、今後の協働を楽しみにしています。

Andy Singleton & Cornelis Blauwendraat

Andy Singleton氏とCornelis Blauwendraat氏、CAMHのKrembil Centre for NeuroinformaticsのMohamed Abdelhack氏、McGillのニューロ、Michelle Wang氏、2024年の受賞者の皆さん、おめでとうございます。Neuro-Irv and Helga Cooper財団オープンサイエンス賞を後援したIrv and Helga Cooper財団、賞の運営にご協力いただいたニューロの Tanenbaum Open Science Institute(TOSI)にも感謝申し上げます。