ペルーで世界初のDNAバイオバンクを開設

5月 24, 2021

An image showing two views of a building associated with a DNA bank. On the left, the building's exterior has signage reading "Banco de ADN Neurológico" with red doors along the wall. On the right, a close-up of a plaque provides information about the facility and its affiliations, including logos for various supporting organizations, such as GP2 and ASAP. The plaque highlights details related to the bank's role in neurological research.

ペルーの国とGlobal Parkinson’s Genetics Program(GP2)にとって、重要なマイルストーンが達成されました。ペルーのInstituto Nacional de Ciencias Neurológicasは、ペルーで初めてとなるDNAバイオバンクの開設を祝いました。このバイオバンクは、遺伝子サンプルの保管場所としての役割を果たし、同研究所や国内外の共同研究者の研究に遺伝情報を利用するためのシステムや基準を導入します。 DNAバイオバンクの開発は、ASAP、Michael J. Fox FoundationそしてLARGE-PDの支援を受けて実現しました。バイオバンクのインフラ部分はほぼ完成しており、ASAPはペルーの同僚とバーチャル開所式を祝うことができました。ASAPは、Global Parkinson’s Genetics Programを通じて、ラテンアメリカおよび世界中のPDの原因となる遺伝学を理解することを目指しています。このDNAバイオバンクは、国内でのパーキンソン病研究を促進するための重要なステップであり、ASAPとパートナーがGP2研究の世界に展開するという目標に近づくために役立ちます。 GP2についての詳細とコホートの提出はこちらまで。