イムラン・サーカー博士
バイオ
イムラン・サーカー博士は、バングラデシュの有名な医学専門家および神経科医です。同氏は新進の老年病(高齢者)神経科医でもあり、パーキンソン病や運動障害、さまざまな認知症患者の専門家でもあります。2005年にバングラデシュのダッカ大学で優秀な成績を収めマイメンシン医科大学を卒業しました。その後、2008年に第27期BCSを経てバングラデシュ公務員 (BCS) に加わりました。
サーカー氏は、2012 年にバングラデシュ内科医・外科医大学から内科の学位を取得し、医学専門医になりました。2016年にサーカー氏は、バングラデシュのダッカにあるバンガバンドゥ・シェイク・ムジブ医科大学(BSMMU)で神経学の最高学位である医学博士(MD)を取得し、神経科医になりました。その後、バングラデシュのダッカにある国立神経科学病院 (NINS&H) のレジストラ (神経内科) となりました。
2017年から2018年にかけて、当時国際パーキンソン病・運動障害協会アジア・オセアニアセクション(MDS-AOS)の事務総長であったシェンヤン・リム教授の師事のもと、パーキンソン病と運動障害に関するフェローシップを修了するため、マレーシアのクアラルンプールにあるマラヤ大学医療センター(UMMC)に行きました。UMMCでのフェローシップ中に、パーキンソン病やその他の運動障害患者の管理、ボツリヌス神経毒素 (BoNT) の注射、さらに深部脳刺激 (DBS) 手術が必要な患者の選択、計画、プログラミングについて訓練を受けました。
国内外のさまざまなセミナー、シンポジウム、会議での研究論文の発表を含め、国内外の神経学、パーキンソン病、運動障害、認知症に関連するさまざまな研修やワークショップに積極的に参加しました。2021年には、バングラデシュ内科医・外科医大学(BCPS)から神経学のフェローシップを取得しました。同氏はバングラデシュ人で最も高い2つの学位MDとFCPSを取得した唯一の人物で、バングラデシュの神経内科の歴史上はじめてです。
2022年8月から12月にかけて、南アジア国際認知症アカデミー(IDASA)の指導のもと、英国ダブリンのトリニティカレッジが企画した認知症に関するオンライン研修を修了しました。
2023年7月と8月は、米国コロラド州アスペンで開催された権威ある国際パーキンソン病・運動障害協会(MDS)の教育コース「臨床医のための運動障害の包括的レビュー」に出席しました。
バングラデシュ神経科医協会(SNB)、バングラデシュ運動障害協会(MDSB)、バングラデシュ医師会(BMA)、バングラデシュ医学会(BSM)、バングラデシュ医師協会(APB)などさまざまな国家専門団体の終身会員です。米国内科医協会 (MACP)、米国神経学会 (MAAN)、国際パーキンソン病・運動障害協会 (MDS) などの国際学会の名誉会員でもあります。国内外でパーキンソン病、運動障害、認知症に関する多くの研究活動に携わっています。リューベック大学およびマイケル J. フォックス財団と協力して、グローバルパーキンソン病遺伝学プログラム (GP2) に基づくパーキンソン病の多施設共同世界的研究におけるNINSの主任研究者を務めています。また、評判の高い国内および国外の査読つき学会誌に多数の論文を掲載しています。Biannual Journal および Bangladesh Journal of Neurosciences (BJN) の編集委員会の名誉会員でもあります。
現在は、国立神経科学研究所・病院 (NINS&H) の神経内科の助教授です。MDおよびFCPS神経学コースのレジデントおよびフェローの指導と訓練に携わり、NINSに通うOPDおよびインドア患者、特にパーキンソン病、運動障害、認知症患者の管理に携わっています。